Ethernet Frame
PRE(Preamble)
受信フレームに対し、ノードの受信機能が安定に同期を取るための信号で1と0の繰り返し。
SFD(Start Frame Delimiter)
フレームの開始を示すフィールドで10101011というパターンを使用する。
DA(Destination Address)
フレームの宛先のMACアドレスを示すフィールド。
SA(Source Address)
フレームの発信元のMACアドレスを示すフィールド。
LEN(Length)/TYPE
IEEE仕様の場合は、このフィールドの後に続くデータ部分の長さを表し、DIX仕様の場合はフレームタイプを表す。
DATA
46Byte~1500Byteのデータ・フィールド。
PAD
IEEE仕様の場合に使われるフィールドで、フレームの最低サイズである64Byteに満たない場合はデータをつめる。
FCS(Frame Check Sequence)
フレームのPreamble, SFD, FCS部分を除いた部分について、ある計算式で算出された値を付加する。フレームを受信したとき、この値が計算値と合わないと、CRCエラーとなる。
IEEE802.3フレームは図3のようなフォーマットで構成されており最少サイズはPRE, SFDを除いて64Byte、最大サイズは1518Byteとなっている。スイッチングハブはそのディスティネーション・アドレスやエラーによってフレームをフォワーディングしたり、フィルタリングしたりする。