Fragment-Free方式
Fragment-Free方式 の特徴は、Runtパケット(コリジョンによって生成される63Byte以下のパケット)をフィルタリング出来る。
図5のように、スイッチングハブはフレームを受け取り、PRE, SFDを除いたフレームの最初の64Byteを解析しLength Checkを行い、正常フレームならば即座にディスティネーションアドレスに指定された機器が接続されたポートへフレームをフォワーディングし、エラーがあった場合はフィルタリングする。それによるスイッチングハブを通り送られるフレームのレイテンシは一般的に約30マイクロ秒となる。
しかし、PRE, SFDを除いたフレームの最初の64Byteしか解析していないため64Byte以上のCRCエラー、フレーム・アライメント・エラー、ロング・パケットはフォワーディングしてしまう。